スコティッシュフォールドのラピスさん出産しました!

スコティッシュフォールドの子猫5兄妹!

スコティッシュフォールドのラピスさんが7月18日に5頭の子猫を出産しました。
父親はアメリカンショートヘアの大知君です。

男の子は2頭ともカメオタビーで、女の子は3頭すべてシルバーパッチドタビーでした。

スコティッシュフォールドのラピスさん親子

カメオタビーの男の子①

見てのとおりなかなかのイケメンです。
体色はちょっと高貴な響きのカメオタビー!
レッドほど濃くなくクリームほど淡くないという位置づけの色。

女の子達に比べると男の子達はどちらも幼い感じがしますね。
色が淡いせいもあるのかもしれませんが、どちらもかわいい子です。

カメオタビーについては後で詳しく説明します。

シルバーパッチドタビーの女の子①

正面から見ると普通にシルバータビーですが、背中側には茶色の班がところどころ出ています。
シルバータビーにシミが出た感じですが、不規則な柄がちらほら出ているので個体の識別にはいいと思いますし、これはこればかわいいかと。

シルバーパッチドタビーの女の子②

今回は女の子がみんなイケメンです。
男の子達よりも凛々しい顔をしていますね。

顔立ちも良いですが、頭骨もかなり大きめで将来はいい猫になりそうな気がします。

シルバーパッチドタビーの女の子③

この子は顔の柄が少し不揃いですがその分優しい印象を与えるので、これはこれでかわいいと思います。

ちなみにシルバーパッチドタビーも黒と白に茶色の班が出るので、一応三毛猫に属します。
三毛猫との違いは縞があるかないかだけですが、シルバーパッチドタビーのほうが茶色以外の色の規則性がありますけどね。

猫のカメオタビーとクリームの違い

さてカメオタビーについてですが、カメオタビーとは毛の根元をシルバーにするI(インヒビテッド)因子がレッドの毛色に作用して生み出されたカラーです。
※インヒビテッドは抑制という意味をもつ。

猫の毛色の根元を銀化(白く)すると同時に赤を抑制する因子でもあるため、レッドよりも薄くクリームよりも濃いカラーになるという事ですね。

ちなみにクリームの場合は色を薄めるd遺伝子という全く別の理由で発現するカラーで、体色がクリームになるためにはベースから―がレッドで、劣性遺伝の「d遺伝子」を両親から1つずつ譲り受ける必要があります。